ここのところ、仮想通貨(暗号通貨)に夢中なMurabitoですが、皆様潤い足りていますか?
今回は日本の仮想通貨取引所・販売所であるZaif(ザイフ)にて口座を開設してみましたので、開設手順についてまとめました。
目次
Zaifとは
Zaifとは日本のテックビューロ株式会社が運営する金融庁に「仮想通貨交換業者とみなされる者」として承認受けている国内の仮想通貨取引所・販売所です。
- 社名:テックビューロ株式会社(Tech Bureau, Corp.)
- 設立:2014年6月16日
- 資本金:8億3,013万円(資本準備金含む)
- 所在地:大阪府大阪市西区西本町1-4-1オリックス本町ビル4F
取り扱う仮想通貨の種類
主要な仮想通貨の取り扱いは上の画像(Zaifの手数料一覧より抜粋)の通り、
- Bitcoin(BTC)
- NEM(XEM)
- MONAコイン(MONA)
- Bitcoin Cash(BCH)
- Ethereum(ETH)
となります。取り引きはフィアット(法定通貨円)建てとビットコイン建てがそれぞれ用意されています。その他にもトークンの取引が9種類できます。
また、ビットコインとモナコインの2種類のみZaifの「販売所」での販売も可能ですが、購入する時は手数料が安いZaifの「取引所」で実施した方がお得ですね。
手数料について
取り引き手数料(2018年1月1日時点)ですが、取引所の手数料はZaifは国内取引所ではかなり安いです。そもそもビットコインのMaker手数料はマイナスです。つまりこれはビットコイン売ると0.05%余分にお金をもらえるということになります。Taker手数料は0.1%なので取引所で購入時に0.1%の手数料がかかります。
Zaifって仮想通貨の積立ができるんですよね。私はまだ始めることが出来ていませんが、これは変動幅が非常に大きい(ボラリティが大きい)仮想通貨ではドルコスト平均法はかなり有効な投資方法だと思われます。投入した金額を日割りで毎日均等に購入してくれるみたいですね。
例えば毎月1万円積立した場合、手数料は2.5%なので250円(年間3,000円)となります。仮想通貨の値段の変動幅を考慮すれば積立手数料の数%など誤差範囲なのかもしれませんね。もちろん変動幅が大きいということは下落幅もスゴイということですが、積み立てることにより、その辺の大幅な下落の被害を最小限にすることができるはずです。
ビットコインの送金手数料は2017年末にかけて異常に高騰しました。ビットコインのシステム上、マイナーと呼ばれる人たちが、個々の取引(ブロックチェーンのブロック)を承認しないとビットコインの取引が進まないのですが、2017年後半の仮想通貨人気で取引が膨大に増えた為、未承認の取引が増えてしまいました。早く承認するためにはマイナーに多くのチップ(マイニング)を払って早期に承認してもらう必要がある為、手数料が上がった経緯があります。2017年下旬頃では私が使用している取引所ではほぼ4000円位の送金手数になっていました。
分かりやすく言うと個人間の取引(送金等も含む)はオープンな家計簿に記録されており、マイナーと呼ばれる人達(第3者)がスパコン並みの機材を使って膨大な量の家計簿をつけてくれています(承認)。マイナーは家計簿をつける代わりに報酬としてその仮想通貨をもらっています。そしてより多くの報酬が提示されている家計簿を、彼らは安い報酬の家計簿より先につけてくれます。ここで、仮想通貨人気でさらに家計簿の総量が一気に増えてしまい、報酬を上げて上げないと、より報酬の高い家計簿が優先される為、後回しにされて取引が進まないと言ったことが起こっていたんですね。
送金手数料に関しては各仮想通貨のシステムやその置かれた状況の問題なので、個々の取引所では特に大きな差がないとも言えます。
口座開設方法
まずZaifのWebページから右上部の「SIGN UP」または画面右側の「無料登録へ」というところをクリックします。
右上部の「SIGN UP」をクリックするとメールアドレスを入力する画面になります。メールアドレスを入力するとそのアドレスに登録手続きを行うリンクがついたメールが届きます。
メールからリンクに飛ぶとパスワードの設定を求められますので入力します。
入力後に個人情報(氏名、生年月日、国名、郵便番号、住所、電話番号)を入力します。
続いて入力した電話番号宛にショートメッセージが届きますので認証コードを入力します。
その後は運転免許証の裏表などの画像データをアップロードします。こちらは携帯電話のカメラで撮影したデータでも大丈夫です。
こららの本人確認が完了すると本人確認コードが記載された郵便物が郵送されますので、「郵送による本人確認ページ」にて確認コードを入力して口座開設手続きが完了します。
注意点として最近は新規申し込みが混雑しているのか、本人確認コードが郵送されるのにかなり時間がかかります。私の場合は12/8に本人確認書類の申請が完了し、郵便物を受領したのが2週間後でした。その為、仮想通貨取引を検討されている方は早めに申請をされた方が良いかと思います。
2段階認証も忘れずに
2段階認証は必ず設定しましょう。これを設定することにより不正ログインを防ぐのに役立ちます。
私の場合はiPhoneアプリであるGoogle Authenticatorを使用しています。
このアプリは取引所で2段階認証の設定をするとQRコードが表示されますので、このアプリでコードを読み取れば完了です。2段階認証を設定すると銀行のワンタイムパスワードのように時間制限付きの認証番号が表示され、その認証番号を入力しないとログインや取引ができなくなる仕組みです。
またアプリで2段階認証を登録する際の注意点ですが、必ず2段階認証の秘密鍵をメモするなり、複数台のスマートフォンに同じQRコードを読み取らせるなどして、バックアップを取りましょう。これはスマートフォンを紛失したり、機種変更したり、OSのアップデートをしてトラブルでアプリが使用できなくなった場合に備える為です。2段階認証ができなくなった時点でもしあなたが取引所に大事な資産を置いていた場合、どんな理由であれ、その資産は2段階認証ができなければ動かすことが出来なくなります。つまりあなたはその資産を失うことになります。
以上がZaifの口座開設方法です。この記事を読んで仮想通貨始めたいと思われている方の手助けになれば幸いです。
仮想通貨購入後はハードウォレットもオススメです。