軽量ザック PaaGo Works Rush 28 SPを導入

Rush28 SP エラスティックコード、コードストッパーは最初から付属
エラスティックコード、コードストッパーは最初から付属

最近少しずつ、荷物の小型軽量化を進めているMurabitoですが、その一環で、PaaGo Worksの「Rush 28 SP」というザックを購入しました。

このザックのサイズや重量は以下の通りで、どちらかと言うとハイキングというよりファストパッキングやトレイルランニングスタイルにマッチしたアイテムです。

容量:28L
重量:580g
サイズ:530 x 300 x 200mm
主素材:X-Pac
この記事は以下の人にオススメです。

  • ザックの小型軽量化を検討している人
  • PaaGo WorksのRush28の購入を検討している人
  • ファストパッキングというスタイルが好きな人
  • ウルトラライトなザック購入を検討している人
  • 30L程度のザックでテント泊を検討中の人
  • ギア好きという特殊性癖の持ち主

目次

ザック軽量化への迷走〜Rush28購入までの道のり〜

ザックを小型軽量化するにあたり、既に40Lの軽量ザックであるノースフェイスの「FPハイブリッド40」は所持していました。

40Lというサイズは冬の日帰り登山や、3シーズンの縦走テント泊には丁度良いサイズ感ですが、真夏の日帰り登山や真夏のオーバーナイトテント泊だと少し大きいかなと感じておりました。

もちろん、ノースフェイスのFPハイブリッド40はロールトップタイプのため、ザックの中身が少なくとも荷物が暴れる事はないのですが、もう少し小さくて軽い、30L程度のテント泊ができるザックがだんだん欲しくなっていました。

そこで以下条件で新たにザックを探し始めました。

  • サイズは30L程度
  • 重量はFPハイブリッド40より軽量で900g以下
  • 耐久性がある程度あり、少しの藪漕ぎぐらいは耐えれるもの

そしてファストパッキングな軽量ザックを購入する際に以下を候補として検討しました。

正直な話、最有力候補はOGAWANDのアクペリエンスでした。上記3点の条件だけでなく、別売りのアクティビストハーネスやデイジーチェーンがあり拡張性も高そうだったからです。

山と道の「mini2」は凄い良さそうだったんですが、こちらは生地の薄さ的に藪漕ぎは厳しそうだったので除外しました。あと大体このメーカーさん、常に売り切れていて買うタイミングが無いんですよね(笑)。

モンベルの「リッジラインパック30」は生地の頑丈さや軽量さに引かれ、そして何よりも値段の安さに惹かれました!さすがのモンベルです。しかし、ポケットが少なく(または小さく)使いずらそうなイメージがあり、最後の決め手に欠ける商品でした。

OMMの「Classic32」ですが、まさかのモンベルと同じ価格帯という事で、少しビックリ。使いやすさや汎用性もかなりのブッチギリ商品ですが、こちらも生地の耐久性の側面で除外としました。

ちなみにノースフェイスの「FPハイブリッド40」を使用していて凄く便利だったのがデフォルトで付いているショルダーハーネスのメッシュポケット。こいつは500mlペットボトルを左右で計1L分格納でき、移動中も直ぐにアクセスできて、若干やみつきになっていました。

そして候補の中でも唯一デフォルトでショルダーハーネスにメッシュポケットがついているパーゴワークスの「rush28」はかなり惹かれたのですが、「rush28(通常版)」だと、生地の素材的に耐久性の面で購入まで踏み切れずにいました。

もう、OGAWANDのアクペリエンスで決まりかな〜とポチる寸前にまさかの「rush28」のX-PAC製の限定版に気がつき、もはや勢いだけで「rush 28 SP」を購入しました。

PaaGo Works Rush 28 SPのレビュー

Rush28でテント泊1泊2日分装備をパッキング

まずは試しに以下の装備をパッキングしてみました。

テント泊1泊2日装備、水食料無し
テント泊1泊2日装備、水食料無し

マットはサーマレストのZライトソル180cmを付属のエラスティックコードでザックに固定していますが、トップホルダーのフラップ内側にも固定できました。しかし、歩行中にヤブ等に引っ掛かりそうなので、外側に縦に固定するパッキングにしています。

内部に空の500mlペットボトルを2本入れているので、あとは外部のポケットに入れれば飲料水は大丈夫ですが、ちょっと食料を入れるスペースが微妙に無い(笑)。

上部メッシュポケットに何も入れていないので、そこに入れるか、もしくはダウンジャケットとダウンパンツを削るかですかね。

またはアイゼンケース等に食料を入れて外付けにするか。

今の所、食料は外付けする案が濃厚かもしれませんね。

Rush28のレインカバーについて

今回はレインカバーは購入していません。X-PAC製のため、そこそこの撥水性があり、内部にゴミ袋を入れてライナーとしていることから、不要と判断しています。

もし、ずぶ濡れになるような経験をしたらレインカバーの追加を検討するかも知れませんね。

↓沢沿いで使用してビショビショになった記録(中への浸水ゼロ!)

三ツ釜の滝

Rush28を購入してのこれから

今後、日帰りやテント泊で活躍してもらおうかと思います。
とりあえず、テント泊装備をパッキングして背負ってみた感想としては、「軽っ!、そしてフィット感スゴっ!」でした。

まだ、実際に登山で使用していませんが、既にお勧めできる商品かと思います。あと、早く使ってみたいワクワクが止まりません!

来月にオーバーナイトハイクを予定しているので、使用感などは追ってレビューする予定です!

↓早速、北アルプス燕岳にテント1泊2日で使用してきました(2018/9/9追記)。

11_燕山荘から見た燕岳。Web上にある写真は合成かと思っていましたが、合成写真の様な景色が眼前に広がり圧倒されます。