皆さん突然ですが「Positive Thinking (ポジティブシンキング)」実践していますか?
ちなみに、ビジネスセミナーとかでよく勧められる本であるストレングスファインダーによると、Murabitoのパーソナリティの1つとして「ポジティブ」があるようです(知らんがな)。ですが社畜として毎日を過ごしていると皆様、割と「ネガティブシンキング」な方々によくお会いします。
Positive Thinkingって言うけど、辛いものは辛いし、やりたくねぇモンはやりたくねぇんだよ!それを愚痴って何が悪いんだっ!!って声が聞こえて来そうですね。
でもそのできれば「やりたくない」「目を背けたい」しなければならない事柄が、より少ない精神力で実行できるのがポジテイブシンキングです。
今回の記事を読んで頂き、読者の皆様の日々の心労が少しでも軽減すると確信し、もう今更感いっぱいではありますが、未だに世の中にネガティブシンカーが多いので、敢えて書きます!誰でも今からでも始められる超絶シンプル・ポジティブシンキングについて!!!!
目次
ポジティブシンキングの具体的な実践方法
「ポジティブシンキング」はあくまでも個人の考え方です。実践方法も誰かに依存するものでは無く、あくまでも己との向き合いです。
自分自身の内で全てが完結するため、友人、家族、上司等の他人から承認を得る必要も無く、始めるに当たり誰かに影響を受ける事が無く、更に何かを購入する必要も無く、自分自身の「気の持ち様」次第と、とてつもなく簡単です。
早速、あなたの心だけでできる超絶簡単ポジティブシンキングの具体的な方法を見てみましょう。
辛い事の中からプラス面を見つけ出す
「学校で大量の苦手科目の宿題が出る」、「仕事で困難な案件を丸投げされる」、「苦手なあの人とチームが一緒になってしまった」、「大きな病気にかかってしまった」など、割と「嫌だなぁ〜」っとため息が漏れてしまうシチュエーションは人生で幾らでもあります。
このような状況に置かれた場合、「嫌だ」と言う点にフォーカス(集中)してしまいがちですが、視野を広く持ち、「自身が成長できる点」を探し、それに集中するのです。
上記例についてひとつづつ、具体例を挙げて考えてみましょう。
「学校で大量の苦手科目の宿題が出た」場合ですが、考えたでけでもゲッソリですね。ですが考えてみて下さい。大量の苦手科目の宿題をこなす事によって、あなたには苦手科目の宿題が達成できたと言う自信が身につくかもしれません。もしくは単純に苦手科目を勉強する事になりますので、苦手意識を克服する事ができるかもしれません。そのような嫌なことを実施した結果得られるプラス面を探してそれに集中するのです。
「仕事で困難な案件を丸投げされる」場合も同様です。それを達成させた際の自信、ノウハウの獲得、上司、同僚からの評価の獲得など、得られる物は多いはずです。
「苦手なあの人とチームが一緒になってしまった」場合ですが、単純に考えれば「新たな人脈」が得られます。意外にもその人は金の鉱脈かもしれません。また以前「拝啓、新入社員の皆様へ(社会人生活や人間関係を楽しむためのコツ)」と言う記事で記載しましたが、苦手な人のプラスな面を探しましょう。するときっとその人から学ぶべき多くの点が見えてくるはずです。社会人になると人が体得したスキルと言うのは金を払ってでも学ぶべき事が多いですが、苦手なあの人とチームが一緒になる事で、無料でスキルを盗むチャンスが得られます。
「大きな病気にかかってしまった」場合は中々にシビアな状況ですが、そんな状況に置かれないと普段見向きもしない事に気がつくかもしれません。生死に関わる状況に置かれる事で、今までの人生を真剣に振り返るかもしれません。そして自分の人生において本当に大切な事や達成すべき目標が初めて見えてくるかもしれません。
また、単純に健康の重要性に気がつくかもしれません。
どんなに過酷な状況でも予見される最悪な未来の傍にどんなに小さくても希望や得られるものは必ずそこにあるものです。
プラス面を声に出す
プラス面を声に出しましょう。単純で簡単です。しかし効果は絶大です。声に出す目的ですが、人間というのは自身が置かれている状況や嫌な事、良い事、なんでもかんでも完全に理解できている訳ではありません。そこでそれを声に出す事によって改めて「再認識」するのです。
例えば「学校で大量の苦手科目の宿題が出た」場合ですが、ここで「ゲッソリする」なんて口が裂けても声に出してはいけません。言うのであれば「楽しくなっちゃう❤️」です。ん〜なんか、どMに目覚めたかの様な発言ではありますが、これはもはや自己暗示です。自身の感情が「嫌」といっても気にせず「楽しくなっちゃう❤️」と言いましょう。この「楽しくなっちゃう」は何にでも使えるのでお勧めのフレーズです。
もちろん上述の実施する上でのプラス面を声に出すのも良いでしょう。
ちなみに、もしも「ゲッソリする」とか「宿題、超嫌だ、やりたくない!」なんて口に出したら最後です。貴方の脳は「宿題やりたくない!」という事をわざわざ声に出して再認識してしまいます。宿題をするだけなのに、ネガティブ発言をする事でネガティブな印象をあえて脳に再認識させてしまい、いつもより更なる精神力を必要とする事になるでしょう。
ちょっとオカルトじみていますが、「言霊(コトダマ)」の概念に近いんでしょうね。
声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。そのため、祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないように注意された。今日にも残る結婚式などでの忌み言葉も言霊の思想に基づくものである。(Wikipedia)
楽天的になる
楽天的になる、つまりは開き直りです。人生考えても仕様が無い事は考えない。個人の力でできる範囲などたかが知れている。為せば成る、しかし成る様にしかならない。とある程度の見切りが必要です。どうにもならない事をグダグダ考えていても状況は改善しません。成る様にしかならないと思って、最善を尽くしましょう。やれる事をやって、得られる結果が望まない物だとしても、それはどうにもなら無い事で、諦めるしか無いのです。
そして何よりも重要なことは人生において命に関わるほど重要な事と言うのはさほど多く無いという事です。嫌な事であったり、ちょっとした失敗など、人生死に際に振り返ればきっと大した事は無いはずです。つまり、いちいち一喜一憂する必要などないと言う事です。
ポジティブシンキングの実践結果
ご紹介したたった3つ実践項目「プラス面を見つけ出す」、「プラス面を声に出す」、「楽天的になる」を実践すると、まず実感できる結果として「少ない精神力・意志力で物事を実行できる」と言う点につきます。
しかし、ポジティブシンキングの凄いところは結果の相乗効果にあります。
実施方法は上述の様に簡単で単純なことだけですが、少ない精神力・意志力で物事を実行できると言うことは、自身の実行する「キャパシティ」に余力が出ると言う事になります。それを繰り返す事により、全てがプラスに進み出し、加速して行く。そしてそのプラスの加速が更なる加速を生み出し、プラスの循環を産み出すのです。
感情は伝染する、良い意味でも悪い意味でも。
あなたは、辛い時に「励ましてくれる人」と「あなた以上に辛い事に対して愚痴る人」とどちらの人と一緒に居たいですか?
辛い時でも励ましお互いに支えあって物事を達成したいと思いませんか?
もし「愚痴る人」がそばに居たら、あなたに言霊の力でネガティブな印象をご丁寧に刷り込んできます(疲れちゃいますね)。つまり「ポジティブな感情」も「ネガティブな感情」も全て周りの人々へ伝染するのです。
どうせ伝染するなら「ポジティブな感情」をみんなに撒き散らしましょうよ!!!!そしてそれが更なるプラスの循環を産み出すのです。つまり「ポジティブな感情」は更なる「ポジティブな感情」を産み出すのです。
どうせ生きるなら美しい世界を見たい
最後の方はだいぶ駆け足でしかも話が跳躍した感が否めませんが、あながち間違いでは無いと私自身は確信しています。
世の中の一部の「自由人」はお金や仕事、しがらみからも、全て自由な人間が少なからず居ると思いますし、生きるからにはその境地にたどり着きたいと心から願います。しかし、大多数は残念ながら様々なしがらみから自由になることは難しいと思います。
どうせ直ぐに自由になれないなら、出来る限り楽して人生を生きて、心に映る世界をより美しいと感じたいものです。そしてポジティブシンキングはそんな美しさを感じるための1つのツールとして役に立ってくれるはずです。