どんなに重症でも楽に春を乗り切れるたった1つの効果的な花粉症対策

花粉症で鼻水止がまらない
花粉症で鼻水止がまらない

全国数千万人の花粉症患者の皆様、もう1月です!もうすぐ春ですね!目を赤く腫らして、目玉を取り出してバケツで丸洗いしたい日々、鼻水が止まらなくて鼻に蛇口を増設したいと願う日々、鼻をかみすぎて鼻の周りの皮がボロボロになる日々、「鼻セレブ」の消費量が春だけで年間消費量の90%を占める日々、そうです、我々の戦いの日々がもう間も無く始まりますが、皆様潤い足りていますか?

何を隠そう15年以上花粉症で苦しんで「杉」を心底憎んでいるMurabitoですが、そんな花粉症重症患者が過去の戦いの経験から、重度の花粉症(主にスギ花粉に)苦しむ方々へ、簡単に春を乗り切る、春と言う季節でのQOL(Quality Of Life)を劇的に向上させる方法・対策を提案します!

目次

超簡単にできる

しばしば巷でささやかれているような「特定のお茶を飲む」とか「特定の乳酸菌を摂取する」とか、特定の食材を食べるとかは一切しません。そもそも、この手の「食生活」で改善するタイプのものは恐らく10年単位での行動の継続があって初めて実感できるのではないでしょうか?ドラゴンボールに出てくる「仙豆(せんず:食べるとどんな傷もたちどころに治る豆)」じゃないんだから、食べてすぐに効果が出るなんて謳っているものは、そもそもとても「疑わしい」ですよね。

私の場合、メガネ男子である(メガネをかけている)ため、春先だけ花粉症対策用のゴーグルをかけることはありません。また、メガネをかける人には分かってもらえると思いますが、マスクするとメガネ曇るんですよね〜。曇って前が見えなくなって、三歩歩けば電柱に衝突してしまいます。そんな訳で、特別にマスクを着用することもありません。

つまり花粉吹き荒れるこの絶望の世界においても、特に食生活の変更やマスクもゴーグルも無くても症状を悪化させず楽に過ごす方法があるのです!!!

*上記のように記載しましたが言うまでも無くマスクやゴーグルを活用する事により花粉への暴露を最小限に減らした方がより症状を悪化させずに済みます。

1月からに薬を飲みましょう!

それではその簡単な方法をご説明しましょう。

方法は一つだけ、とにかく花粉が飛び始める前(1月)から薬を飲むことです。

とても簡単です。簡単すぎて、「え?それだけ?」って声が聞こえて来そうです。しかし、簡単だからといって侮るなかれ。花粉が飛び始めて氾濫した川のように鼻水が溢れかえってから薬を飲み始めるのと、早めに薬を飲み始めるのとでは、その効果は雲泥の差があるのです(当社比)。

また、1月を過ぎてしまっていても、とにかく重症化する前から薬を飲む事が重要です

花粉症の症状が出る前から、お薬による花粉症の初期療法を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげることができます。また、初期療法は早期に症状を改善させることもでき、結果として、処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。
シオノギ製薬:花粉症 − 花粉症には早めの治療が大切 ~あなたに合った花粉症対策を始めましょう

実際、花粉症になり始めの頃は症状についてもよく分かっておらず、毎年3月〜4月頃に、「もう鼻水が止まらない!!!なんとかしてくれっ!」って病院行って薬を処方してもらっていた頃もあったのですが、もうそこまで症状が出てから薬を飲んでも、正直全然効かないんですよね、薬

しかし、症状が出る前から薬を飲むと、花粉飛散がピークの頃でも飛び始めの頃と比べても大して症状を悪化させずに、軽症のまま春を乗り切ることが出来るのです

花粉飛散情報

では実際には(スギ)花粉はいつ頃から飛び始めるのでしょうか?

環境省:「花粉症環境保健マニュアル-2014年1月改訂版-」のIII.花粉症の予防と治療によると以下の写真のように北海道を除き大体1月頃から徐々に飛び始め、2月頃から本格的に飛んでいるようです

花粉の飛散時期
花粉の飛散時期
つまり、本格的にスギ花粉の飛散が始まる前の1月頃から薬を飲み始めるのが良いと言うことです

あなたにとって最適な薬の選択

花粉症の薬ですが、結構色々な種類があります。

特に現在の花粉症の症状に対して処方される薬は「第2世代抗ヒスタミン薬」と言って花粉症の症状を引き起こす原因となる物質「ヒスタミン」をブロックして症状を抑える効果が見込める薬です。この「第2世代抗ヒスタミン薬」と言う薬だけでも結構な種類があります。よくTVCMなどでも見かける「アレグラ」などもこの「第2世代抗ヒスタミン薬」に属します。

しかし、ここで注意頂きたいのではこの手の種類の薬は副作用の1つとして「眠気」があります。薬によって「眠気」の出やすさが違いますし、この眠くなり易さは個人差もかなりあるかと思います。

私の場合は最初に「アレグラ」を処方されて飲み始めましたが、この薬は「眠くなりにくい」っと言う特徴があるのですが、堪え難い睡魔に襲われ、敢え無く降参。仕方なく、他の薬に変えたら、嘘のように眠くならず、症状を抑えることができました。

その為、いくつかの種類を試してみて、あなたに合った薬を見つけられれば、より上手く「花粉症」をコントロールしていけるはずです

症状が出てしまったら、初めは症状がひどい部位の診療科の先生に診てもらいましょう。
花粉症の治療薬には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などがあります。その中には、副作用として眠くなったり、のどが渇いたりするものがあります。また、1日1回服用するものと1日2回以上服用するものがあります。しかし、眠気やだるさもほとんどなく、自動車の運転や危険を伴う機械の操作に対する影響が少ない第2世代抗ヒスタミン薬もあります。さらに、口の中ですぐ溶けて、どこでも水なしで飲める口腔内崩壊錠や、小児も飲みやすい、ほのかに甘いドライシロップも出ています。
早めに医師に診てもらい、あなたの症状に合った治療を始めましょう。
シオノギ製薬:花粉症 − 花粉症には早めの治療が大切 ~あなたに合った花粉症対策を始めましょう

絶大な費用対効果

お近くの耳鼻咽喉科を受診して、処方箋をもらって薬局で医師処方の薬を購入すると結構なお金が掛かります。私の場合、かかりつけ医のところで薬を3ヶ月分ぐらい一気に処方してもらう為(初診の場合は処方の日数に制限があり3ヶ月分の処方はできません)、そこそこの額になります

しかし思い出してください。薬を飲まずに迎えたあの苦難の日々を。鼻水が止まらず、頭は常にボーっとしてしまい、おまけに鼻の皮がむけてボロボロになって不快極まります。大量のティシュを購入し、ゴミ箱の中から溢れる鼻をかんだチリ紙の山…。なんでこんな仕打ちを受け、耐え忍ばなければならないのでしょうか?こんな状況になるぐらいなら、1シーズンだけ医師処方の薬剤を薬局で購入して薬を飲むだけで、花粉症との戦いで久しく忘れ去っていた春と言う季節の素晴らしさを、心穏やかに満喫できるのであれば医療費(患者負担分)なんて安いものだと思いませんか?

以上がMurabitoがオススメする「どんなに重症でも楽に春先を乗り切れる効果的な花粉症対策」です。花粉症で苦しんでいるあなた、今すぐにでも病院に行きましょう!正に世界が変わります!