登山に行く際のザックの防水対策は基本的にザックカバーとザック内にゴミ袋を入れて使用しているMurabitoですが、ザックの小型軽量化を進めるためシートゥサミットの「ウルトラ-シル コンプレッションドライサック」を導入しました。
ドライサックはグラナイトギアさんとか色々なところが出していますが、今回購入したのは「シートゥサミット」さんでサイズはXSサイズとXXSサイズの2つです。
- これからテント泊などを初める人
- 荷物の小型化を検討している人
- 圧縮できるドライサックを探している人
- 商品のサイズや重量が知りたい人
- 実際にどの程度圧縮できるのか知りたい人
目次
シートゥサミット(Sea To Summit)とは?
オーストラリアのアウトドアギアメーカーで、社名の通り海から山頂まで使える装備(シュラフ、スリーピングマット、アウトドア用枕、ハンモック、ドライサック、バッグ、アウトドア用調理器具、テント、キャンプ用品、etc.)を取り揃えているようです。
日本だと、モンベルとかに当たりそうなメーカーですが、正直個人的にはあまり馴染みはありません。しかしドライサックなどの商品が豊富なことからも、きっと山屋より沢登りなどをこよなく愛する特殊性癖をお持ちの界隈には名の通ったメーカーさんなのかもしれません。
どうでもいいですが、シートゥサミットさんの公式ページ、読み込み遅い(笑)
ウルトラ-シル コンプレッションドライサックとは?
商品紹介
Amazonさんや数ある代理店の商品紹介ページを見ても専門用語のオンパレードで良く分からないので、ざっくりかいつまんで説明すると製品概要は以下のようだ。
- 防水サック(ドライサック)で耐水圧2,000mm(中雨程度に対応、ちなみに嵐に対応するなら耐水圧20,000mm程度が必要)
- ドライサックとコンプレッションサック(ベルトで引っ張って圧縮するタイプ)を融合させた商品
- 底面にeVentという防水透湿素材を使用。圧縮時はそこから内部の空気を排出する仕組み
- 30D(デニール)の素材で同社従来製品より40%軽量化
- L, M, S, XS, XXSと豊富なサイズ
サイズ
商品の箱に記載されているサイズはこちら
実際にウルトラ-シル コンプレッションドライサックのSサイズにモンベルの「ULスパイラルアルパインダウンハガー800 #3」を入れてみましたが、結構キツキツで、一緒にダウンパンツでも入れようかと思っていましたが、無理ですね。色々まとめて圧縮する場合はもうワンサイズ上のSサイズやMサイズがいいかもしれません。
実測重量
実測重量は商品の箱に記載の重量より若干、軽量です。
ウルトラシル コンプレッションドライサックで実際に圧縮してみる!
シュラフ:モンベル ULスパイラルアルパインダウンハガー800 #3を圧縮!
まずは3シーズン使用しているモンベルの「ULスパイラルアルパインダウンハガー800 #3」を圧縮してみます。
この寝袋ではそこまでの恩恵はないかもしれませんが、それでも正規付属のスタッフサックより少し圧縮できています。
ダウンジャケット、ダウンパンツ、ダウンシューズの3つを圧縮!
モンベルのライトアルパインダウンジャケット、ヘリテージのダウンパンツとダウンシューズをまとめてXXSサイズに入れて見ました。こちらは寝袋と違ってかなり圧縮できています。
さすがにこれら3つを入れるとXXSサイズもパンパンで、追加で何か入れるのは難しそうです。
パタゴニアのナノエアジャケット(化繊ジャケット)を圧縮!
写真は取り忘れてしましましたが、パタゴニアのナノエアジャケットも圧縮してみましたが、化繊ウェアのせいなのか、あまり圧縮できず、サイズ感はあまり変化ありませんでした。
ナノエアの場合は化繊なので濡れてもそこまで保温力無くならないので、別にドライサックに入れなくても良いんですけどね。
シートゥサミット ウルトラシル コンプレッションドライサックは荷物の小型化と防水対策に有用!
今まで登山時に嵐に巻き込まれたこともなく、雨でも防水対策はザックカバーとザックの中のゴミ袋で特に問題はなく、Web上にあふれている「寝袋やダウン濡らして…」的な逸話に遭遇したことはありません。強いて言うなら、テントやシュラフカバーの結露でシュラフを濡らして寒い思いをした事はありましたが…。
なので、防水面で困った事はあまりないのですが、シートゥサミットの「ウルトラ-シル コンプレッションドライサック」は防水な上に圧縮もできるという優れもので、ちょうどザックの小型軽量化を検討していたこともあり、ついつい衝動買い(ポチッとな)をしてしまいました。
この防水プラス圧縮ってのがザックの小型化に有用なので、ザックの小型化を検討している人にはとてもオススメです。