日本には積雪期限定で登れる(登りやすい)山が存在します。理由は簡単、積雪期以外は薮(ヤブ)が濃すぎて登れないルートだからです。そんな積雪期限定で登れる秘境感あふれる山の1つ、群馬県の阿能川岳に行ってきました。
日程:2020/3/21
地域:群馬県谷川岳周辺
天候:晴れ
積雪量:あり
人数:2人
交通:車 (仏岩ポケットパークに無料駐車場あり。トイレは冬季閉鎖)
阿能川岳ってどんな山?
阿能川岳は群馬県と新潟県の県境に位置する谷川岳の南部に位置しています。雪が無いと藪が濃すぎて進むのが困難なルートなため主に積雪期に登れる山(標高1,611m)です。
コースタイム
頂上および下山途中で長めの休憩をとったため、合計コースタイムは9時間15分程度。ファストパッキング スタイルで健脚で休憩も程々ならおそらく7.5時間程度ではないだろうか。
5:57 仏岩ポケットパーク(登山口)
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8:24 鍋クウシ山
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10:54 阿能川岳 (大休憩)
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13:13 鍋クウシ山 (大休憩)
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15:18 仏岩ポケットパーク(登山口)
GPSデータ

登山の記録
写真
登山口は写真の奥 トイレは冬季は閉鎖されています。 川古温泉分岐 ここから進路を北に取ります。北側の尾根を登りましたが、尾根右側に巻道ありました。 送電線 雪歩き開始 鍋クウシ山 鍋クウシ山の道標はピークでもなんでもない所にあります よく晴れていて眺望が良い ここから少し行くと核心部 核心部を超えたらなだらかな尾根歩きが続きます 谷川連峰を見ながら進みます もうすぐ阿能川岳 頂上 頂上 頂上からの眺望 頂上からの眺望 頂上からの眺望 頂上からの眺望(来た道のりを振り返る) 頂上からの眺望(来た道のりを振り返る) 頂上からの眺望 個人が付けたと言われる道標 下山開始 積雪期の下山は膝が楽チン 下山の道のりを振り返る 鍋クウシ山にて遅めの昼休憩 分岐 登山口に戻る
装備について
谷川岳周辺は豪雪地帯のため、雪山での定番装備である、ピッケル、アイゼンなどは必携です。命を守る装備ですので必ず使用できるようにしてください。また積雪量や降雪のタイミングによってはワカンやスノーシューも必要になりますので、都度状況をよく確認してください。
装備リスト
ザック
- ザック:NorthFace FP Hybrid40 (Amazon)
- サコッシュ:WANDERLUST EQUIPMENT カンパ・ラ・パック(KHAMPA LA PACK)
服
- ドライレイヤー:Finetrack フラッドラッシュ アクティブスキン
- ベースレイヤー:mont-bell ジオライン3Dサーマル ロングスリーブジップシャツ
- アウターシェル兼レインコート:パタゴニア レフュジティブ・ジャケット (Amazon)
- パンツ:Finetrack ストームゴージュアルパインパンツ (Amazon)
- アウターシェルパンツ:mont-bell アルパインパンツ
- タイツ(防寒):mont-bell ジオライン ミドルウェイト(Amazon)
- 靴下:スマートウール PhDアウトドアヘビークルー (Amazon)
防寒具
- フリース:パタゴニア R1 プルオーバー・フーディー
- フリース:mont-bell クリマエアジャケット
- インサレーション:パタゴニア マイクロ・パフ フーデイ
- バラクラバ:mont-bell ジオライン バラクラバ (Amazon)
- 手袋:mont-bell アルパイングローブ & ウールライナー
靴
- La Sportiva トランゴ ガイド エボ GTX
調理器具
- バーナー:プリムスP-153 [112g](Amazon)
- 燃料:イワタニプリムスガス缶(Amazon)
- コッヘル:EPIgas バックパッカーズクッカーS [140g] (Amazon)
- マグカップ:EPIgas シングルチタンマグ カバーセット500 [86g](Amazon)
その他
- 国土地理院地形図
- SILVA コンパス(Amazon)
- SILVA リストコンパス Begin ECH150(Amazon)
- GENTOS LED ヘッドライト リゲル(Amazon)
- Black Diamond ReVolt(Amazon)
- レザーマン マルチツール SKELETOOL KBX(Amazon)
- エマージェンシーキット
- トイレットペーパー
- GPSロガー:HOLUX GPSロガー M-241(Amazon)
- mont-bell アルパインポール
- mont-bell U.Lツェルト(Amazon)
- 細引き縄
- ドライサック:シートゥサミット ウルトラシル コンプレッションドライサック
最後に
登山道らしい登山道は最初しかない為、積雪期登山経験者やルートファインディングや地図読みのスキルがある人を必ずメンバーに加えて楽しむルートです。
しかし積雪期限定ルートのせいか、比較的人も少ないので静かな尾根歩きを満喫できる秘境感溢れる贅沢なルートです。人が少ないということは何かあった際は誰も助けてくれる人がいないという事を意味しますが、引き換えに「良い眺望」「程よく楽な行程」「静かな山歩き」が楽しめる絶妙なコースでした。